中部アフリカの見どころを紹介!

①チャド

旅のオススメ度☆☆

砂漠の造形美を味わえる美しい国だが、人口希薄地域なのでツアー価格が高額。警察国家らしく首都はピリついていてあまり楽しめない。

 

【主な見どころ】

1. ンジャメナ(首都)

フランスが築いた町で、当時はフォールラミと呼ばれていた。教会やグランドモスク、マルシェ(市場)などがある。

2. ウニアンガ湖群

乾燥したサハラ砂漠に突如として広がる湖群。サハラ砂漠を代表する絶景スポット(世界遺産)。

3. エネディ山地

奇岩やオアシスなどが点在する。世界遺産

4. エミクーシ山

チャド最高峰に止まらず、サハラ砂漠の最高峰となっている山。

 

中央アフリカ

旅のオススメ度☆

バンギ以外にほとんど見どころがないうえ、政情不安になりやすい国内事情もあり、あまりオススメはできない。

 

【主な見どころ】

1. バンギ(首都)

ウバンギ川沿いに築かれた都市。対岸にコンゴ民主共和国を望む。フランス植民地時代の大聖堂が残る。

 

カメルーン

旅のオススメ度☆☆☆

熱帯雨林やサバンナが保護されていて野生動物が多いので、自然好きには特にオススメの国。中部アフリカで最も治安の良好な国のひとつ。

 

【主な見どころ】

1. ヤウンデ(首都)

カメルーン内陸部の交通の要衝で、周辺のプランテーションで採れたコーヒーやカカオなどが集まる集積地でもある。

2. ドゥアラ

大西洋のギニア湾に面するカメルーン最大の都市。国名の由来になったカメルーン山などへのアクセス拠点。

3. ヌガウンデレ

カメルーンフラニ族の拠点となっている都市。宮殿やグランドモスクなどがある。

 

赤道ギニア

旅のオススメ度☆☆☆

アフリカでは珍しい旧スペイン植民地。大陸(リオ・ムニ)ではなくマラボに行くと告げるとビザが取得可能。とはいえ、大使の気分次第なので流動的。

 

【主な見どころ】

1. マラボ(首都)

大西洋のギニア湾に浮かぶビオコ島で最大の都市。スペイン様式の大聖堂などが今も残されている。

2. バタ

赤道ギニア最大の都市。スペインからの解放を記念する自由の塔などの見どころがある。マラボからのフェリーでアクセス可能。

 

⑤サントメプリンシペ

旅のオススメ度☆☆☆

同じ大西洋の島国のカーボベルデより観光開発が進んでいない。ホテルの質はあまり気にしないという方ならのんびり滞在を楽しめる国。

 

1. サントメ(首都)

ポルトガル植民地時代の建物が多く残るサントメプリンシペ最大の都市。

2. ピコ・カン・グランデ

サントメ島にある変わった形状の山。日本人(早稲田大学探検部)が初登頂したことで知られる。

 

ガボン

旅のオススメ度☆☆☆☆

熱帯雨林が国土の大半を占めていて、自然好きにはたまらない国。

 

1. リーブルビル(首都)

大西洋沿いの都市。解放奴隷が送られた土地であることからこの名が付いた。周辺の自然公園などへのアクセス拠点として使われる。

2. ロペ国立公園

ガイド付きの自然観察ツアーが楽しめるガボン中部の国立公園。世界遺産に登録されている。

3. ロアンゴ国立公園

大西洋にほど近い国立公園。ロペ国立公園と同様に自然観察ツアーが人気。

 

コンゴ共和国

旅のオススメ度☆☆

隣接する同名の「コンゴ」民主共和国よりも治安は良好だが、残念ながら見どころはかなり少ない。

 

【主な見どころ】

1. ブラザビル(首都)

コンゴ民主共和国の首都キンシャサコンゴ川を挟んで隣接する町。コンゴ民主共和国の数次ビザがあればキンシャサとの往復が楽しめる。

2. ポワントノワール

コンゴ共和国を代表する港湾都市。フランス植民地時代の建物が今も点在する。

 

コンゴ民主共和国

旅のオススメ度☆☆☆

中部アフリカの見どころが詰まった国であり、特に東部は自然好きの方にオススメ。治安さえ良ければさらに評価を上げたい国。

 

【主な見どころ】

1.  キンシャサ(首都)

中部アフリカ最大の都市。郊外にあるボノボの保護施設Lola ya Bonoboは必見。

2. ゾンゴ滝

 キンシャサ西郊外にある大きな滝。乾季も充分だが、雨季には凄まじい水量を味わえる。

3. マタディ

コンゴ民主共和国を代表する港湾を持つ町。ザイール時代に日本の援助で建てられた橋が架かる。

4. ルブンバシ

ザンビア国境に近い、コンゴ民主共和国で第二の都市。ベルギー植民地時代に建てられた建物が点在する。

5. ニーラゴンゴ山

コンゴ民主共和国の東部にある活火山。麓の町ゴマからのガイドツアーが人気。

6. ヴィルンガ国立公園

アフリカでも希少なマウンテンゴリラが生息する自然公園。こちらもゴマからのガイドツアーが必須。

 

アンゴラ

旅のオススメ度☆☆

オイルマネーの影響でアフリカのなかでも物価が極めて高く(1泊2万円程度〜)、コスパの良い旅は難しいが、美しい絶景が点在する。

 

【主な見どころ】

1.  ルアンダ(首都)

大西洋に面する大都市。海沿いにはポルトガル植民地時代の建物が多く残る。初代大統領の廟(※めっちゃ混む)や奴隷博物館は必見。

2. ミラドーロ・ダ・ルア

 ルアンダ郊外にある景勝地。風雨で削られて美しい風景はまるで別の惑星のよう。

3. カランドゥラの滝

ヴィクトリアの滝に次ぐアフリカ屈指の滝。落差は100mを超える雄大な大瀑布を楽しめる。

4. ぺドラス・ネグラス

黒い岩肌が林立する景勝地

5. ンバンザ=コンゴ

直訳すると「コンゴ市」。アンゴラ北部にあるかつてのコンゴ王国の首都で、世界遺産に登録されている。